アスベスト同様、地中埋設物があるのかどうかということも、解体工事の前に図面などで確認されることが多いのですが、やはり予期しない埋設物が工事中に発見されることもあります。以前の工事で出た廃棄物や、井戸・浄化槽などがその例です。 地盤が弱い建物には時として地中杭が打たれていることもあり、これも地中埋設物のひとつとして挙げられます。 この場合も、埋設物の撤去費については工事前の見積には載せられないため、発覚した時点で追加費用として加算されることになるでしょう。
土地の引渡しを受けた後、いざ買主がその土地の上に建物を建てようと工事着工した時に、地中埋設物が地中に存在することを買主が知り、買主が売主に対し費用・損害などを請求する形になります
地下室など、地上以外にも建物がある
建物の構造が複雑になるほど、それだけ解体費用もかさむことになります。特に地下室がある場合などは、基礎工事が地下深くまでなされていることも多く、それを撤去することになればそこにも余計に費用がかかります。 工事前にあらかじめ基礎の図面まで業者に見てもらい、見積に組み込んでもらうことで、大体の金額が明確になります。それで追加費用としての発生は防ぐことができるでしょう。
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